アクアチタンのリラックス効果がマウスとヒトの実験をとおして実証!

京都府立医科大学の吉川敏一学長が代表を務める「アクアメタル研究会」が、チタンをナノレベルで水溶化したファイテン独自の素材「アクアチタン」を染み込ませた製品に「ストレス解消効果が高い」ことを裏付ける興味深い実験結果を発表しました。

 

この研究は2つの段階からなり、1段階ではマウスを使ったプレ研究が、そしてその結果を受けた2段階では、ヒトによる本研究が行われました。

■マウスのストレスが緩和、睡眠時間が長くなる

マウスを使った実験の方法は、アクアチタンを染み込ませたチタンシート(0.94%)の上にカゴを置き、その中にマウスを入れました。これと対照するために、アクアチタンを含まない普通のシート上のカゴにもマウスを入れ、2匹のマウスを比較しました。

 

そして、自律神経のバランスを測定するために、心拍数や血流、血液中のホルモンの値などを調べたところ、チタンシート上のカゴのマウスは、ストレスが緩和し、睡眠時間が長くなったことがわかりました。

■ヒトを対象にした「アクアチタンとストレス」の実験

次に、マウス実験と類似の方法で、ヒトを対象にした実験が行われました。

 

具体的には、マウスと同じチタンシートを張りつけた部屋が用意されました。床にはチタン含有のラバーシートが敷かれ、さらにシーツもアクアチタンを含浸させたものが用意されました。

 

対照群の実験には、見た目はまったく同じながら、アクアチタンを一切含まない素材で作られた部屋が用意され、本物か偽物かわからない状態で実験が進められました。(二重盲検法)

 

実験に参加した人は、40歳から65歳までの24人の男性です。

彼らに共通する条件は、「心理学的・生理学的ストレスを自覚し、かつ不眠を訴えている」、「正規被雇用者」、「肉体労働者を除外した内勤者」、「家庭保有者」というものです。

 

要は、働き盛りのオフィスワーカーで、ストレスからくる不眠に陥っている男性達。周囲を見渡せば、日本のオフィスでよく見かける、そんなタイプの男性達です。

 

被験者は2つのグループに分けられ、日中は通常どおり仕事に行き、夕方には本物か偽物かわからないまま、指定された部屋に入り、12人1部屋の合宿状態で5晩寝泊りしました。

■チタンルームで寝たグループに有意のリラックス効果!

さて、気になる実験結果はというと、主観的ストレス度(問診)、血中ストレスホルモン濃度、副交感神経活動レベルともに、チタンルームで寝たグループに有意のリラックス効果が認められました。

 

実際、この実験では、見知らぬ中年のオフィスワーカー12人が合宿状態で5泊もするわけなので、被験者達がかなり高いストレス下にあったことは想像に難くありませんよね。

 

そんななか、自分が本物のチタンルームにいるのか、偽物の部屋にいるのかどうかもわからないまま、偽物の部屋の被験者のストレスが日に日に高まったのに比べ、本物のチタンルームの被験者のリラックス度は日に日に向上していったわけですから、「アクアチタンとストレス解消に関係性があることは確実」と見ることができるでしょう。

 

ファイテンではこの検証を受け、アクアチタンの効果を生活空間に活かす「ファイテンルーム」の事業に新たに乗り出しています。